つくば建築試験研究センター
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建築開口部用建具の断熱性能について
  その3 サッシの構成部材と熱貫流率


清水則夫*1

キーワード
サッシ 熱貫流率 測定法 高性能複層ガラス

概要
1992年に省エネ法が改正される前後にサッシとドアの熱貫流率の測定結果を報告したが、その後、住宅の高気密高断熱化が進み、高性能な複層ガラスを使用したサッシが開発されるようになった。また、試験規格のISOとの整合のため、JIS等の国内規格も改正される方向にある。試験規格が変われば、同一のサッシであっても熱貫流率の値が変わる可能性がある。そこで、どう一の方法で測定した結果を一度取りまとめておく必要があると考え、ベターリビングの試験施設で測定したサッシ550体の熱貫流率をサッシの構成部材ごとにとりまとめ報告した。

*1 (財)ベターリビング筑波建築試験センター 環境性能試験室長・博士(工学)

空気調和衛生工学会学術講演論文集,pp.209-212,2002年9月
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