住宅における良好な温熱環境実現研究委員会

住宅における良好な温熱環境実現研究委員会について

委員会の概要

(一財)ベターリビングは、2015年秋から「住宅における良好な温熱環境実現のための懇談会」による検討を経て、建築・医学系の学識経験者および住宅関連事業者等により構成される「住宅における良好な温熱環境実現研究委員会」を2016年度から2018年度まで3か年にわたり設置いたしました。

2016年度、2017年度の2年間は、健康な暮らしを支える良好な温熱環境を実現するため、住宅全体の高断熱・高気密化や、冬場の室温が低く健康への影響が大きいと考えられる浴室、脱衣室、トイレ等の水回り空間における具体的な対応策等について検討を行いました。また、2018年度は検討した対応策等を量的に意味のあるレベルで普及していくための取り組みを行いました。

さらに、これらの研究成果を踏まえ新築住宅、既存住宅改修における具体的対策ができる限り早期に幅広く実施されるよう、『「住宅における良好な温熱環境」の実現に係る提言書~より安全で健康に資する住宅ストックの実現に向けて~』をとりまとめ、一般ユーザー、事業者、国及び地方公共団体等に幅広く働きかけを行っております。