木材のめり込み試験における密度及びほぞ穴加工の影響
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下屋敷朋千*1 岡部実*1 佐久間博文*2 大野吉昭*1 |
キーワード
めり込み強度 木材密度 降伏耐力 終局耐力
概要
建築基準法の改正に伴い木材のめり込みにも基準強度が与えられ、基準強度から長期、短期許容応力度を求めることが可能となった。しかしめり込み応力における木材の変形に関するデータは十分な蓄積がなく、またほぞ穴加工の影響についても確認の必要がある。本報では、土台のめり込み試験を行い、加力位置、木材密度及びほぞ穴加工の影響を検討した。
木材の密度とめり込み強度には正の相関がみられた。また木材の端部を加力して得られためり込み強度は中央部加力に比べ約80%の値となった。ほぞ穴加工を施しても、有効面積(ほぞ穴部分の面積を減した加力面積)で除した強度には差が見られなかった。
*1(財)ベターリビング筑波建築試験センター
*2(財)ベターリビング筑波建築試験センター 農博
日本建築学会大会学術講演梗概集(C-1),pp.13-14,2002年8月 |
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