つくば建築試験研究センター
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汚れ防止を対象とした光触媒機能を有する外装仕上材料の性能評価手法に
関する研究


後藤義和*1 小西敏正*2 桝田佳寛*2
犬飼達雄*3 本橋健司*4 中村成春*5

キーワード
汚れ 光触媒 メチレンブルー タイル 塗装

概要
光触媒による汚れの分解性状を定量的に評価する目的で、試験体として光触媒処理が施された磁器質タイルおよび塗装板を用いて、試験体表面に滴下したメチレンブルー水溶液の色変化を測定した。光触媒によるメチレンブルーの分解は色差計を用いた定量的な評価を行い、紫外線照射下における色差の経時変化を求めた。得られた色差の測定結果から、光触媒の分解性能を微分方程式モデルに帰着させ、各試験体の分解係数を求めることにより、光触媒機能を有する外装仕上材料のメチレンブルーに対する分解性能を定量化できることを示した。

*1 宇都宮大学大学院 工学研究科建設学専攻
*2 宇都宮大学 工学部建設学科 教授・工博
*3 (財)ベターリビング筑波建築試験センター
*4 (独)建築研究所 材料グループ上席研究員・博士(工学)
*5 宇都宮大学 工学部建設学科 助手・工博

日本建築学会大会学術講演梗概集(A-1),pp.381-382,2002年8月
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