木造床の耐火性能評価 須藤昌照＊１　山田　誠＊２　宮林正幸＊３ 吉川利文＊１　中村賢一＊４ キーワード 　 耐火性能、木造、床 概要 　　 昨年、建築基準法が改正され、木造部材であっても、一定の基準を満足すれば耐火構造として認められることになった。本研究は、これらの新基準に対応した試験方法により、床の載荷加熱試験を実施し、次の結果が得られた。 　　 天井に厚さ21・と15・の強化石こうボードを重ね張りし、床の表面に厚さ24・の構造用合板と厚さ18・の硬質木片セメント板を重ね張りした木造床は、１時間の耐火構造床としての性能を十分に有している。 *1　（財）ベターリビング筑波建築試験センター 試験第二部 防耐火性能試験室 *2　（財）日本住宅・木材技術センター *3　三井木材工業（株） *4　（財）ベターリビング 筑波建築試験センター 試験第二部長・工博 日本建築学会大会学術講演概要集(A-2)　pp.41-42　（関東）2001年9月