つくば建築試験研究センター
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外壁複合改修工法に対する陶磁器質タイル張り仕上げ構法の研究
その2 実大モデルの熱冷繰返し試験による耐久性評価


犬飼達雄*1 藤本 効*1 本橋健司*2 近藤照夫*3

キーワード
外壁複合改修工法 熱冷繰返し 剥離 陶磁器質タイル

概要
本研究は陶磁器質タイル張り仕上げを施した外壁複合改修工法について、屋外での日射や冷却に対する耐久性を評価することを目的として、実大モデルによる熱例繰り返し試験を行った。実験の結果、既存の外壁が建築用仕上塗材で仕上げられている場合には、当該工法による改修層と下地との接着による十分な一体化は期待できない場合があり、アンカーピンによる機械的な結合が必要であることを指摘した。

*1 (財)ベターリビング筑波建築試験センター
*2 建設省建築研究所・農博
*3 清水建設(株)・工博

日本建築仕上学会大会学術講演会研究発表論文集,pp.11-14,1999年9月
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