断熱パネルを用いた枠組壁工法建築物外壁の耐火性能
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須藤昌照*1 沼川次郎*2 泉 潤一*2
吉川利文*1 中村賢一*3 |
キーワード
耐火性能、断熱パネル、枠組壁工法
概要
断熱パネルを用いた枠組壁工法の耐力外壁について、平成5年建設省告示1454号に準じた載荷加熱試験を行い、以下の結果が得られた。
・厚さ12mmの胴縁を用い、リブラスを下地として屋外側に厚さ16mm以上の軽量セメントモルタルを塗れば、30分以上の耐火性能が得られる。
・パネル相互の接合に間柱によるスプラインを用いるかまたは、防火被覆材として屋外側に厚さ9.5mm以上の石こうボードを張り、その上に厚さ12mm以上の窯業系サイディングを厚さ12mmの胴縁を介して張れば30分以上の耐火性能を、また、石こうボードの厚さを12.5mm以上とした場合は、45分以上の耐火性能が得られる。
*1 (財) ベターリビング筑波建築試験センター 試験第二部 防耐火性能試験室
*2 三井ホーム(株)
*3 (財)ベターリビング筑波建築試験センター 試験第二部長・工博
日本建築学会大会学術講演概要集(A-2) pp.81-82,1999年9月(中国) |
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