つくば建築試験研究センター
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枠組壁工法耐力壁の振動実験及び仮動的実験

岡部 実*1 河合直人*2 高田清二*3 福田一郎 *3

キーワード
   振動実験 仮動的実験 枠組壁工法 耐力壁 地震応答

概要
  枠組壁工法耐力壁の振動実験と仮動的実験を行い、両実験での地震応答の比較を行った。その結果、時刻歴応答加速度、応答速度では、仮動的実験と振動実験はほぼ一致した。しかし応答変位は、時間とともに変位の絶対値に差が生ずることが認められた。仮動的試験による荷重−変形曲線と、振動実験から得られた荷重−変形曲線では、振動実験の方が大きな耐力を示し、振動実験と仮動的実験での加力速度の違いによる影響と思われる。また同一地震波における同一時間での応答変位の比較は、振動実験と仮動的実験で位相差が認められた。

* 1:(財)ベターリビング 筑波建築試験センター
* 2:建設省建築研究所 認証システム研究室室長・工博
* 3:(社)日本ツーバイフォー建築協会

日本建築学会大会学術講演梗概集 (C-1) 22051,pp.101-102,1999年9月 (中国)
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