つくば建築試験研究センター
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光触媒を利用した塗料の性能評価

斉藤丈司*1 坂本正幸*1 本橋健司*2
犬飼達雄*3 緒方四郎*4

キーワード
光触媒、酸化チタン、メチレンブルー

概要
近年、光触媒を利用した建築材料の開発が盛んに行われている。本研究においては、汚れ防止を対象とした外装仕上げ材料に対して、メチレンブルーによる分解性の評価を行った。評価は標準条件ならびに酸性溶液浸漬、アルカリ性溶液浸漬、塩水浸漬、加熱繰返し、促進耐候性などの各種劣化条件後のメチレンブルーの分解性に対する評価を行った。実験の結果、各種の劣化条件においても、総じてメチレンブルーの分解性を有していることが確認された。また、メチレンブルーをできるだけ均一に試験体表面に付着させることにより、より正確な評価が可能となる。

*1 バウ建設(株)
*2 建設省建築研究所・農博
*3 (財)ベターリビング筑波建築試験センター
*4 (株)タオ

日本建築仕上学会大会学術講演会研究発表論文集,pp.127-130,1999年9月
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