つくば建築試験研究センター
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磁気粘性流体を用いた可変ダンパーの実験研究

小松 豊※1 藤谷秀雄※2 袖山 博※3
畑 克彦※4 砂子田勝昭※5 曽田五月也※6

キーワード
MR流体  MRダンパー  粘性減衰  摩擦減衰  履歴エネルギー

概要
2種類の磁気粘性流体(MR流体)を用いた可変ダンパー(MRダンパー)を製作し、その基本特性をダンパー単体による加振実験によって調べ、履歴エネルギー、速度依存性、温度特性、反応特性等のデータを得た。結果、今回新たに開発したMR流体は市販品のものよりも履歴エネルギーが大きく、想定した荷重を発生させることが出来た。また、印可電流による反応性についても十分使用に耐えうるものであることが分かった。

※ 1 (財)ベターリビング筑波建築試験センター
※ 2 (独)建築研究所構造研究グループ 上席研究員・工博
※ 3 三和テッキ(株)技術本部試験研究部
※ 4 バンドー化学(株)中央研究所 研究部長
※ 5 三和テッキ(株)取締役技術本部長・工博
※ 6 早稲田大学理工学部建築学科 教授・工博

日本建築学会技術報告集 第14号,P83-86,2001年12月
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