つくば建築試験研究センター
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音響透過損失測定方法(JIS A1416)の改正に伴う測定結果の比較研究

高橋央*1 清水則夫*2 福島寛和*3 安岡正人*4

キーワード
音響透過損失、音響測定規格

概要
国際整合化を図り、日本工業規格(JIS)の音響透過損失の測定方法が大幅に改正され、音源の設置位置が少なくとも2ヶ所以上となり、その選定試験も必要となった。そこで、音源の拡散性の高いタイプ・試験室(旧規格での残響室)での音源位置の違いによる測定が結果に与える影響と、旧規格に基づいた測定結果と新規格に基づいた測定結果との差異について検討を行った。遮音性能の高く、吸音性の低い試験体では音源位置による測定結果のばらつきがみられる傾向が示された。

*1 (財)ベターリビング筑波建築試験センター
*2 (財)ベターリビング筑波建築試験センター・博士(工学)
*3 建設省建築研究所第5部・工博
*4 東京理科大学工学部建築学科教授・工博

日本建築学会大会学術講演梗概集(D-1),pp.191-192,2000年8月
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