つくば建築試験研究センター
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可動間仕切りの壁の遮音性能に関する研究

清水則夫*1 鈴木竜一*2 山中貴勝*2
安岡正人*3 池内 明*4

キーワード
可動間仕切壁、音響透過損失、室間音圧レベル差、相当隙間面積

概要
宴会場等は、使用条件に合わせて大空間を可動間仕切壁で区切って使用することが多い。高い遮音性能を必要とする場合は、複層の可動間仕切壁が使用されることが多いが、スペースを考えると単層の可動間仕切壁を使用することが望ましい。可動間仕切壁の遮音性能は、パネル部分の音響透過損失で示されることが多いが、現場で室間音圧レベル差を測定すると表示されている遮音性能を満足していない場合がある。そこで、単層の可動間仕切壁で担保できる遮音性能と、現場で遮音性能を確保できない原因を解明するために実験を行い、その結果を報告した。

*1 (財)ベターリビング筑波建築試験センター 環境性能試験室長・博士(工学)
*2 (財)ベターリビング筑波建築試験センター 環境性能試験室
*3 東京理科大学 教授 工博
*4 (株)イトーキ開発部

日本建築学会大会学術講演梗概集(D-1),pp.203-204,1999年9月
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