1つ目は「リシマキア」。 常緑のグランドカバープランツです(写真左)。 以前、カラーリーフのお話の時に紹介しましたが、明るく照りのある小粒の葉で、初夏には黄色い花を咲かせる とても可愛いプランツです。
2つ目は、這性の針葉樹「ハイビャクシン」です。 ヒノキ科で、古くから「ソナレ」と呼ばれ、和風の庭にもよく使われてきました。 最近は、デッキやレンガのテラスにもよく合うことと、比較的乾燥にも耐えるという理由から、常緑グランドカバーとして大変人気があります。地を這うように伸びる枝の間から、高さがある草花をのぞかせても効果的ですね。
写真左は、木製のベンチで囲まれたスペースです。ゆったりとしたテラコッタの鉢を、半分土に埋めて配置しています(ベンチ中央部分の鉢)。 鉢には株立ちのエゴを植え、周りをクサツゲでトリミングしています。 エゴは、冬に落葉した後も枝ぶりが美しく、それだけでも十分に楽しめます。 しかし、周りにあしらったこの根締めの「グリーンリング」が、冬場 この場所に一層の潤いを与えてくれるというわけです。