昨今、地球温暖化・資源の枯渇といった環境問題が深刻化する中、住まいと暮らしの分野においても「持続可能性」に対する意識が高まっていますが、実際には「どのようなことが住まいと暮らしの持続可能性に関係するのか」また「その実現度合いはどの程度なのか?」といった問いかけには十分に応えられていない現状にあります。
そこで、一般財団法人ベターリビングでは、住まいと暮らしの持続可能性を示す指標の必要性について着目し、当財団独自に「住生活における持続可能性の進展度合いを示す指標群=サステナブル・リビング・インデックス(SLI)」の構築に着手いたしました。
この度公表するSLIは「試作版」と位置づけていますが、今後、幅広く意見を収集し、指標の構成やレーティング値の算出方法の見直しを図る予定です。また、平成25年のデータが得られた段階にSLIの改訂作業を行い版の更新を図る予定です。