一般財団法人ベターリビングは、優良住宅部品認定基準(以下「BL認定基準」という。)「シャワールームユニット」を新規に制定し、2025年4月21日付で公表・施行しました。
「住宅の良好な温熱環境の実現に資する住宅部品研究会 浴室ユニットワーキング(2020.9~2021.3)」において、良好な温熱環境を実現するための水回りの新たな住宅部品開発のアイデアを取りまとめた中で、浴室内での溺水事故を防止するためのアイデアとして、浴槽を使用しない入浴方法が考えられることが提案されたことから、新規にBL認定基準「シャワールームユニット」を制定しました。
浴室ユニットは、BL認定基準「浴室ユニット」やJIS A 4416「住宅用浴室ユニット」の基準がありますが、シャワールームユニットについては明確な基準等がなく、市場の製品ラインナップでは、住宅の押入れを改修して設置するシャワーユニットから車イスでの介護を対象とした介護施設向けの製品まで様々であるため、今回のBL認定基準においては、現在市場で多く供給されている、標準的なシャワールームユニットの基準を制定しました。
今後、長寿社会対応シャワールームユニットの要件追加と、シャワールームユニットとの整合を図るため、BL認定基準「浴室ユニット」見直しを合わせて行う予定としています。
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