一般財団法人ベターリビングは、優良住宅部品認定基準(以下「BL認定基準」という。)「郵便受箱」 他13品目の改正を行い、2024年12月16日付で公表・施行しました。
①「郵便受箱」においては、「屋内設置型」「屋外設置型」の用語の定義を変更しました。
②「サッシ(天窓)」においては、窓の断熱性についてJIS 規格(JIS A 4706(サッシ))と整合し、上位等級を追加しました。また、窓の日射熱取得性を表示できるように要件を追加しました。
③「安全合わせガラス」においては、引用するJIS 規格(JIS R 3109(建築用ガラスの暴風時における飛来物衝突試験方法))を最新版に更新し、飛来物衝突の安全性に関する防護レベルの表記等を整合しました 。
④「洗濯機用防水パン」及び「洗濯機用サイホン排出管(可変式洗濯機設置台)」においては、Ⅲ型の洗濯機用防水パンに設置する保護カバーの要件を追加し、関連する設備機器の不具合による当該住宅部品の不具合も免責となるよう項目を追加しました。また、再生ポリエチレン(プレス成型)の場合のトラップ 取付部の厚さの要件を 追加しました。
⑤「便器」「圧送便器」においては、JIS 規格(JIS A 4424( 家庭用及びこれに類する温水洗浄便座-性能測定方法-温水洗浄便座の一般的試験方法))の制定に伴い、試験方法や用語の定義を見直し、引用JIS 規格を変更しました。
⑥「ハイブリッド給湯・暖房システム」については、貯湯タンクへの沸上げ温度に関する要求性能の見直しを行いました。
⑦「玄関ドア」「改修用玄関ドア」「天井ユニット」「断熱改修用内装パネルユニット」「ガス給湯機」「暖・冷房システム(ガス熱源機)」においては、JIS規格の改正に伴う改正を行いました。