一般財団法人ベターリビングは、「財団運営の中期計画(令和6(2024)~令和10(2028)年度)」を2024年3月31日付で策定しました。
本計画は、財団運営の目標や事業展開等について整理し、中期的な方針として定めたものです。
前中期計画の総括を行うとともに、現在の事業環境の動向と課題を示した上で、今後5年間の運営上の基本方針及び事業別方針を記載しております。
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中期計画(2024~2028年度)のポイント【3つの課題への取組み】
私たちベターリビングは、基準認証・試験研究機関として培ってきた専門性や人材面での強みを活かし、多様な主体との連携により、様々な価値を創出し、持続可能な社会の実現に向け、世界共通の目標であるSDGsの達成に貢献していきます。
Ⅰ.地球環境・社会への貢献 |
~CN2050の実現に向けてGXの取り組みを加速化~
住宅・建築の部品設備分野のLCA算定・第三者検証需要に対応します
人生100年時代を見据えたレジリエントで高性能な住宅部品の普及拡大に貢献します
関連法制度の改正に対応し、住宅・建築物の環境・省エネ対策評価の審査体制を強化します
環境対策と健康維持を両立する住まい・暮らし・住宅部品の研究成果を発信します |
Ⅱ.顧客・ステークホルダーへの貢献 |
~DXの徹底等による顧客ニーズ対応効果を最大化~
顧客の求める電子申請・通知の100%実施、契約や請求等の事務の電子化を徹底します
構造計算適合性判定業務の空白地域への展開に注力します
マネジメントシステム関係国際規格改正に対応した顧客サービスを最大化します
顧客の多様な問題解決に資する試験・評定需要に的確な提案を行い、積極的に取り組みます |
Ⅲ.人材育成・生産性向上への取り組み |
~人材育成・勤務環境を徹底改善、経営基盤を強化~
職員の学ぶ機会創出への支援とスキルアップの環境整備の充実に努めます
内外コミュニケーションの強化、職員のノウハウ等の共有化を徹底します
経済環境の動向を踏まえ、適切な料金設定と効率的な業務運営を行います
多様な主体に向けた財団事業の情報発信を多様なメディアを通じて積極的に発信します |