一般財団法人ベターリビングは、優良住宅部品認定基準(以下「BL認定基準」という。)「自動浴槽洗浄システム」を新規に制定し、2020年4月1日付で公表・施行しました。
「自動浴槽洗浄システム」は、住宅の浴室ユニットに設置し、洗浄装置から洗剤や湯を自動的に噴射し浴槽を洗浄するものです。家事の時間がとれない共働き世帯や、体の負担となる高齢者などの風呂そうじの家事負担軽減に寄与することを目指し、自由提案型優良住宅部品※1(申請者:株式会社ノーリツ)の新規基準として制定しました。なお、「家事負担軽減に寄与する特長を有する部品」(BL-bs部品※2)としました。
また、同日付でBL認定基準の改正を行い、①「内装ドア」では、子どもや高齢者等の指はさみに対する安全性確保が求められている社会的背景をうけ、「指はさみ防止対策」を付加認定基準(BL-bs)として盛り込んだ基準として見直しを行いました。②「浴室ユニット」では、改修対応時の設計条件等により限られた浴室のスペースに設置するものとして「改修対応小型浴室ユニット」のバリエーション追加を行いました。
※1:品目別の認定基準が定められていない住宅部品について、認定を受けようとする企業からの提案に対応して、1件ごとに認定基準を定め、適合するものを認定。
※2:付加認定基準(BL-bs:Better Living for better society)とは、BL部品うち、より良い社会の実現に寄与するものとして特徴を備えた優良住宅部品をBL-bsとして認定。
なお、今回の改正に合わせ、PC上で閲覧可能なマルチデバイス対応の電子ブック
『優良住宅部品(BL部品)ガイドブック』も更新しておりますので、ぜひご活用ください。
ニュースリリースの内容はこちら(pdfファイル)