一般財団法人ベターリビングは、一般社団法人日本畳産業協会(旧:全日本ISO畳振興協議会)の「ケアケア畳」を、高齢者・障害者を含む誰もが安心して生活を送ることができる社会の実現に寄与する特徴を持つ部品(BL-bs部品※1)として、2019年4月25日付けで認定しました。
この製品の認定基準は、学識者や関連団体、製造企業等で構成される委員会により検討が進められ、より安心してご使用いただける「衝撃緩和型畳」の基準として制定されております。
衝撃緩和型畳は、次世代住宅ポイント制度※2のバリアフリー改修のポイント発行対象となっており、バリアフリー改修部品として採用可能です。
※1 BL部品のうち、社会的要請の対応を先導するような特徴を有する住宅部品をBL-bs(BL-bs:Better Living for better society)として認定しています。
※2 一定の省エネ性、耐震性、バリアフリー性能等を満たす住宅や家事負担の軽減に資する住宅の新築やリフォームをされた方に対し、さまざまな商品と交換できるポイントを発行する制度です。
1 優良住宅部品認定基準「衝撃緩和型畳」制定の背景
高齢化社会が進み、高齢者等の暮らしをケアする住宅部品が求められています。
優良住宅部品認定基準「衝撃緩和型畳」は、転倒した際の衝撃を和らげ、高齢者や歩行困難者、子供などの安全性や快適性を向上させることを目的に制定されました。本基準は、製品の安全性はもちろん、畳の加工や設置など、製造者が製品を安定して供給することや設置後のアフターサービスを確実に行うことも要件としております。
近年では、生活様式の変化などで、畳からフローリングへのリフォームが一般的となっておりますが、衝撃緩和性能を持った畳が開発されたことで、転倒した際のケガを防ぐ床材として畳が再び注目されつつあります。
ベターリビングは、「衝撃緩和型畳」が広く普及することで、子供からお年寄りまで安全・安心な暮らしの実現に寄与することを目指します。
2 認定製品の概要
♦認定企業:一般社団法人日本畳産業協会
(旧:全日本ISO畳振興協議会)
♦認定番号:BLF161924
♦製品名称:ケアケア畳
♦認定型式:IR-IAT45・IR-IAT55・IR-IAT60
IR-ICT45・IR-ICT55
認定された優良住宅部品(BL-bs部品)「衝撃緩和型畳」には右のシールが貼付されます。