【ブルー&グリーンプロジェクト】
一般財団法人ベターリビングとガス業界が共に推進している、省エネ型ガス給湯・暖房機(エコジョーズ・エネファーム等)の普及にあわせて植樹活動の支援を行なう環境貢献活動です。ブルーはガスの炎を、グリーンは植樹により広がる緑を表しています。
2006年6月、『ガスで森をつくる』をキャッチフレーズに、ベトナムで植樹活動をスタート。2016年までに390万本(約2,200ha)の植樹を達成し、ベトナムでの林業の雇用創出、飲料水の確保などの効果をもたらすことができました。
2014年からは、東日本大震災で流失した『高田松原(岩手県陸前高田市)』の再生活動の支援をスタート。現地の「高田松原を守る会」の活動を支援するとともに育苗や植栽などに取り組み、被災地の自然環境や歴史的風土の再生を支援しています。
高田松原の災害復旧工事によりマツ苗植栽地の造成工事が進められておりましたが、マツ苗を植えることができるようになりました。マツ苗を植える面積は第1線堤と第2線堤との間の約8haで、植えるマツ苗の本数は4万本になります。高田松原を守る会が、市民や応援してくださる方々と一緒にマツ苗を植える面積はその内2haで、本数は1万本を予定しております。
【ブルー&グリーン苗】
2年前に種子から育てているマツ枯れ(マツ材線虫病)に抵抗性のあるクロマツ苗を植えます。震災直後、岩手県内では抵抗性クロマツ苗を生産しておらず、東北地方全体でも抵抗性クロマツ苗は不足していました。そこで、大分県の山林種苗生産業者((有)キヨタキナーセリー)から抵抗性種子を提供していただき、山形県の北庄内森林組合に苗木として育てていただき、今回の植樹ができる運びとなりました。ブルー&グリーンプロジェクトにより提供されたので、このマツ苗は「ブルー&グリーン苗」と呼ばれています。
また、震災前から高田松原で採取していた種子をもとに、高田松原のマツの遺伝子を継承した約600本の高田松原由来のマツ苗も育てられています。
【一般財団法人ベターリビング】
一般財団法人ベターリビングは国民の住宅に対するニーズが量から質へ変化しつつあった1973年に、建設大臣の許可を得て設立されました。以来、優良な住宅部品の開発・普及を中心として、住生活水準の向上に資することを目的としたさまざまな活動を進めてきました。活動の柱となる「優良住宅部品認定事業」等を実施するとともに、調査研究や技術開発、およびこれらの成果の普及・広報活動、各種情報提供、さらに「住宅・建築評価センター」や「つくば建築試験研究センター」「システム審査登録センター」等で住宅および住宅部品に関する様々な基準への適合性を評価し認証を行うなど、住宅に関する広範な事業を展開しています。
――― 第1回「高田松原」再生植樹祭 概要 ―――
主催: NPO法人高田松原を守る会
一般財団法人ベターリビング
一般財団法人日本緑化センター
日時: 2017年6月11日(日) 9:50~
場所: 高田松原地区海岸防災林造成工事敷地内 Cブロック(工事区域内)
スケジュール
9:00 陸前高田市コミュニティホール 駐車場 集合
9:15 移動開始
9:50 「高田松原」再生植樹祭
・開会挨拶(NPO法人高田松原を守る会 鈴木会長)
・主催者挨拶(一般財団法人ベターリビング 井上理事長)
・来賓紹介・代表挨拶(戸羽陸前高田市長)
・苗木贈呈と記念植樹(谷花音さん)
・参加者全員による植樹
・記念撮影
11:35 終了
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