東京消防庁が発信する日常生活における事故情報、「STOP!子どもの事故※1」によると、0歳から5歳の子どもの『はさまれ』の原因で一番多いものは、手動ドアとなっており、手動ドアにはさまれた事故の約9割が住宅などの居住場所で発生しています。
東京都の「ドアの安全性に関する調査報告書※2」によると、平成23年から平成27年の5年間に、手動ドアにはさまれた事故で932人の子どもが救急搬送され、そのうち45人の子どもが指を切断しています。
いっぽうで、同じ期間に消費生活窓口に寄せられた、手動ドアにはさまれた事故に関する相談は、わずかに5件でした。
これは、ドアによるはさままれ事故は、消費者の不注意や誤使用が原因であるとされているため、事故を自身の責任と考え、相談にあがってこなかったことが推測されています。
※1『事故から子どもを守ろうもの事故(令和6年12月)』東京消防庁
※2『平成28年度調査 ドアの安全性に関する調査報告書(平成29年3月)』東京都生活文化スポーツ局
内装ドアでの事故を予防するための対策とは?
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