住宅部品には、
①定期的な点検、消耗品・製品使用期限・電池寿命等による交換が必要なもの
②製造メーカのリコールによる交換、施工不良による事故等防止の措置などが必要となるもの
などがあり、適切な対応を怠ると使用者の安全に係る重大事故等が発生する可能性があります。
①については、使用者に確実に交換時期の情報を通知することが求められる。(多数の住戸を管理する賃貸住宅の管理者は、交換等の計画的な実施が求められる。)
②については、交換や修繕・改修工事が必要となった時に該当製品が納入された住宅・住戸を戸単位で特定する必要があり、かつ、古い製品のリコールの場合は、当該製品の廃棄情報まで追跡できることが望ましいため、製品の設置場所と設置の状態を確実に管理することが必要です。
以上のことから、ベターリビングでは、第三者としてこれら住宅部品が、いつ、どこに、誰が、設置・廃棄したかについての情報を一元的に管理することとし、BLマーク証紙等を活用した共通のプラットフォーム(住宅部品トレーサビリティ情報管理システム)を構築しています。