つくば建築試験研究センター
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機械式定着金物を柱頭柱主筋の定着に使用したL字型、T字型接合部の
耐力と変形性能
機械式定着工法の構造性能に関する研究(No.12)


大和田義正*1 隈澤文俊*2 太田 勤*3
  小杉雅男*3 新藤健太*4 小曽根茂雄*5 

キーワード
鉄筋コンクリート、L字型接合部、T字型接合部、機械式定着工法

概 要
  本研究は、鉄筋コンクリート(RC)フレーム構造最上階における、L字型およびT字型の柱−はり接合部の柱頭に、プレート付ナット型定着金物を用いた場合の力学的挙動を調べることを目的として、実験を行った。
  その結果、プレート付ナット型定着金物を用いた試験体は、従来型U字定着の試験体と同等の構造性能を示し、その適用に関して有効であるとの知見を得た。

*1 芝浦工業大学工学部建築工学科 助教授
*2 芝浦工業大学工学部建築工学科 助教授・工博
*3 (株)堀江建築工学研究所
*4 (財)ベターリビング筑波建築試験センター、博士(工学)
*5 東京鉄鋼(株) 技術開発研究所

日本建築学会大会学術講演梗概集、C-2、構造・、pp.257-258、2001年9月
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