築19年を経た枠組壁工法タウンハウスの耐久性調査(V)
水廻り室周辺の劣化
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佐久間博文*1 佐藤雅俊*2 斉藤幸恵*3
有馬孝禮*4 河合 誠*5 |
キーワード
現場調査、水廻り、腐朽、劣化、含水率
概要
昭和53年に千葉県浦安市に建設された枠組壁工法によるタウンハウスが、周辺再開発により解体されることとなり、その解体時調査の一部について報告した。本報告での調査対象部分は主として水廻り室(浴室、台所)およびその周辺である。床土台、周囲壁(内壁)等に著しい高含水率箇所は見られず、結露跡も観察されなかった。浴室ユニット自体の損傷やその周囲の壁や天井部分にも著しい劣化は観察されず、総じて良好な状態が保たれていた。
*1 (財)ベターリビング筑波建築試験センター 材料・部材性能試験室 技術主任・博士(農学)
*2 東京大学大学院 農学生命科学研究科 助教授・農博
*3 東京大学大学院 農学生命科学研究科 助手・農博
*4 東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授・農博
*5 三井ホーム(株) 技術開発研究所 所長
第49回日本木材学会大会発表要旨集,1999年4月 |
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