■優良住宅部品認定基準等の改正について

2015年3月31日
 このほど下記の品目について、優良住宅部品認定基準及び評価基準を改正しましたので公表します。

・認定基準及び評価基準の改正
品目名
認定基準
評価基準
性能試験
方法書
改正基準のポイント
物置ユニット クリック クリック クリック 1.JISの改正で追加された「物置に接続され、風雨にさらされてもよい物品の保管スペースである開放部付き物置」を認定の対象に加えました。
2.JISで使用されている用語の変更を、認定基準・評価基準に反映しました。
改修用玄関ドア クリック クリック クリック 1.従来の基準では、改修用玄関ドアの寸法の要件として「取付け後の有効幅員が750mm以上であること」を求めていましたが、製品ではなく躯体側の条件に起因する要件であることとから、この要件を削除しました。
(但し、「取付け後の有効幅員が750mm以上であることを推奨する」ことを解説に記載しています。)
郵便受箱 クリック クリック クリック 1.固定強度試験について、自由型(自由な形状、寸法及び組合せの郵便受箱)においてかけられる荷重が不明確であったため1戸分あたりの荷重を150Nに設定し、明確にしました。
2.扉の強度試験について、上開き式の郵便受箱は試験対象外であることを明確にしました。
3.錠の施錠強さ試験における引張荷重について、錠のつまみの箇所を引っ張る荷重を新たに設定しました。
浴室ユニット クリック クリック クリック 1.長寿社会対応仕様における構成部品の変更
 湯水混合水栓について、実態として別途設備工事等で設置される場合があることから、セットフリー部品として取扱うこととしました。
 一般品において選択構成部品である「窓接続枠」が、長寿社会対応仕様になかったため、選択構成部品として追加を行うこととしました。
給水ポンプシステム クリック クリック クリック 1.トップランナーモータへの対応
 省エネ基準における三相誘導電動機の基準達成目標年度が2015年に到来することに伴い、給水ポンプシステムにおいても対象となる電動機は、JIS C 4213:2014(低圧三相かご形誘導電動機?低圧トップランナーモータ)が定める効率(IE3プレミアム効率相当)以上を有するものとしました。
配管システム クリック クリック クリック 1.試験方法書の様式の変更
 試験方法書の様式が現在財団で定める様式と異なるため統一化を図るとともに、一部の試験の要求性能が基準のみに記載されていたことから、試験方法書にも追記を行いました。