■優良住宅部品認定基準等の制定及び改正について

2012年8月7日
 このほど下記の品目について、優良住宅部品認定基準及び評価基準等を制定しましたので公表します。

・認定基準及び評価基準等の制定
品目名
認定基準
評価基準
性能試験
方法書
制定基準のポイント
太陽熱利用システム(屋根下集熱方式) クリック クリック クリック
1. 住宅に設置する太陽熱利用システムのうち、屋根下の空気を集熱して、暖房又は給湯に利用する空気集熱型を対象としました。
2. 集熱部における集熱性能は、集熱性能試験を行い、透過体を通して集熱するものについては40%以上とし、透過体を通さずに集熱補助部材により集熱するものについては25%以上としました。
3. 操作部は、操作方法が容易で、高齢者、子供等を含めて誤操作による危険が生じないものとしました。
4. 操作制御装置の耐久性については、所定の回数の温度変化を感温部に与えた時に、機械的な故障がないよう十分な耐久性を有しているものとしました。
5. 環境に対する配慮について、全項目必須としました。

・認定基準及び評価基準等の改正
品目名
認定基準
評価基準
性能試験
方法書
改正基準のポイント
ドア・クローザ クリック クリック クリック
1. 別に定めいてた保証における免責事項を本基準内に記 載しました。
2. これまで「3.4施工に関する情報提供」記載していた要求事項を「2.3.2適切な施工方法・納まり等の確保」に移し情報提供することとしました。
3. ディレードアクション機能を備え開き力を軽減した、開き戸用ドア・クローザ、及び引き戸用ドア・クローザを“高齢者・障害者を含む誰もが安心して生活を送ることができる社会の実現に寄与する特長”を有するものとして、付加認定基準に移行しました。
4. 安全性の確保において、玄関ドア開き戸用ドア・クローザの強度を試験により確認することを要求しました