住宅の排水管等を基礎及びスラブ等に貫通させる部分に用いる排水管ユニットで、さや管、内管、接続部材等で構成されたものを認定の対象としています。 |
認定基準及び評価基準の制定ポイント |
1) |
内管の十分な通水の確保及びさや管に内管を通したとき、破損、潰れ、有害な傷及び異常な変形の無いことを要求しています。 |
2) |
内管の交換に際し、さや管、基礎を傷めず容易に更新が可能であることを要求しています。 |
3) |
さや管及び内管の隙間から雨水、シロアリ等が浸入しないよう適切な措置が講じられていることを要求しています。 |
4) |
さや管の剛性、内管の耐圧性能を要求しています。 |
5) |
内管、接続部材の家庭用洗剤、油等に対し耐薬品性、又、高温水に対し十分な耐熱性を有していることを要求しています。 |
6) |
さや管の施工については、排水管ユニットの設置が可能な基礎型式を明確にしたうえで、基礎の強度を低下させないさや管の固定方法、基礎配筋の取合い、配筋のかぶり厚、取り合い等に対する配慮事項を施工要領書等で情報提供することを要求しています。 |