1) |
断熱性 内装パネルユニットの断熱性能は、断熱材の熱抵抗値Rを計算(断熱材の厚みd÷断熱材の熱伝導率λ)で求め、断熱性能がないと想定した既存の壁及び天井が「住宅の品質確保の促進等に関する法律」住宅性能表示基準の温熱環境性能の等級2以上の断熱性能となることを目安として、熱抵抗値のランク1・2・3・4のいずれかに適合することを要求した。なお、断熱材の熱伝導率λはJIS A1412「熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法」に基づき測定した値を使用するものとした。 |
2) |
防火安全性 内装パネルユニットは、使用箇所に応じて求められる火災に対する安全性が得られるよう、建築基準法令の内装制限の適用を受ける部分に使用する場合に、内装制限に対応したパネル面材とすることを要求するとともに、設計者及び施工者が内装制限に対応したパネル面材を選定すること並びに注意事項を施工要領書等で明確にし、情報提供することを要求した。 |
3) |
環境に対する配慮 環境の保全に寄与する特長を有する品目として「環境に対する配慮」の全項目を必須要求事項とした。 |
4) |
情報提供 断熱材の熱抵抗値のランク別、住宅の構造別及び地域区分別に、優良住宅部品として使用できる範囲並びに部位として対応する品確法の等級について、カタログその他の図書及びホームページにより情報提供されることを要求した。 |
5) |
より良い社会の実現を先導する特長 既存住宅の壁面、天井面に断熱パネルを増し貼りすることにより断熱性能が向上することから、より良い社会の実現を先導する特長(環境の保全に寄与)を有する品目(BL-bs部品)としての認定基準・評価基準とする。 |