1) |
住宅に設置される給湯システムで、電気ヒートポンプユニットと潜熱回収型ガス熱源機により構成され、電気ヒートポンプを利用して貯湯された湯を優先的に使用し、大量の湯や高温の湯を必要とする場合に自動的に潜熱回収型ガス熱源機で補完するハイブリッド給湯システムを対象とすることとした。 |
2) |
要求された湯量を貯湯タンクに蓄えられた湯で賄えない場合、かつ要求された出湯温度が貯湯タンクに蓄えられた湯の温度より高い場合に、自動的にガス熱源機で補完する機能を要求した。 |
3) |
エネルギー効率は、JIS S 2071の標準使用モード(51モード)に基づき冬期加熱条件で運転した場合、給湯システムとして120%以上であることを要求した。 |
4) |
湯温及び湯量の安定性として、出湯中にガス熱源が起動もしくは停止する際に、使用感に影響を及ぼさないよう、湯温及び湯量の変動が少なくなるよう措置が施されていることを要求した。 |
5) |
環境に対する配慮について、全項目必須とするとともに、処理・処分時の環境配慮として、ヒートポンプユニットに封入されている熱媒にフロン類を使用している場合は、フロン回収破壊法の第一種特定製品に準拠し、適切な処理が施される体制を整備し、運用することを追加した。 |
6) |
省エネルギー性への配慮として、使用者に節湯を促すよう、操作部品に使用湯量を表示する等の配慮がされていることを要求した。 |