2008.4.17 | |
『ガスで森をつくる』、CO2削減に向けた取り組み 「ブルー&グリーンプロジェクト」、達成目標を2倍に ―BL-bsガス給湯・暖房機100万台の普及で、100万本の植樹― 国内ガス業界と一体となって推進 |
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財団法人ベターリビングは、CO2を削減し地球環境問題に貢献していく「ブルー&グリーンプロジェクト」の設定目標値を上方修正し、従来の50万台、50万本から倍増となる「機器100万台の普及、100万本の植樹」に拡大することを決定、新たに掲げた目標達成に向け、関係諸方面との協力のもと、一層強力に運動を推進していきます。 温暖化を始めとする深刻な地球環境問題に全世界が直面する中、ベターリビングは、2006年6月から国内ガス業界と一体となってCO2の削減に向けた取り組みを展開しています。エネルギー利用効率の高いBL-bsガス給湯・暖房機の普及を推進することにより、家庭部門における給湯・暖房エネルギーの消費削減とCO2の排出削減を図り、同時に植樹を実施することによりCO2の吸収源となる森林涵養を進め、ダブル効果でCO2を削減していこうとするものです。 |
●これまでの取組み |
プロジェクトの対象機器は、省エネルギーで熱効率の高いBL-bsガス給湯・暖房機(潜熱回収型)「エコジョーズ」、およびBL-bs家庭用ガスコージェネレーションシステム「エコウィル」で、対象機器の出荷に合わせて植樹をするという仕組みです。 当初、30万台(30万本)を目標にスタートした本プロジェクトは、予想をはるかに上回る好調な出足から、半年後の2006年11月には50万台(50万本)に目標を上方修正(第一次)しました。2008年3月31日現在の累計出荷台数は377,806台。すでに現地での30万本の植樹も完了しており、ベトナムの緑化と地域の活性化に貢献しています。 |
●業界のデファクト化の動き |
一方、国内のガス業界では、家庭で使われるエネルギーやCO2排出を削減するには、従来型機器から高効率機器への転換が必須と考え、2007年11月に「高効率ガス給湯器デファクト化研究会」を設置し、高効率ガス給湯器(BL-bsガス給湯・暖房機)を“標準機器”として普及させていく活動を一丸となって進めています。2015年時点では新設・取替需要ともにBL-bsガス給湯・暖房機が“標準”として採用されることを目指しています。 |
●達成目標を2倍に |
高効率で安心、安全部品であるBL-bsガス給湯・暖房機の益々の普及を目指してまいりましたが、現在の予想で2008年11月末には50万台に到達する見込みです。また、ガス業界が進めるデファクト化の活動を受けてブルー&グリーンプロジェクトでは、従来の2倍となる100万台に目標値改定を行い、早期のガス給湯器の高効率化の達成を図ります。 |
●導入効果 |
新たな目標が達成されると、BL-bsガス給湯・暖房機100万台によるCO2排出量削減と、植樹100万本によるCO2吸収のダブル効果により、年間約274,000トンのCO2排出量削減となり、面積換算で毎年約91km2(東京ドーム約2,000個分)の森林を生むのと同じ効果がもたらされます。 洞爺湖サミットを控え、また京都議定書の約束期間に入った今、ベターリビングは、地球環境の保全に向け、CO2削減、温暖化防止への効果的な貢献となるブルー&グリーンプロジェクトおよび高効率ガス給湯器デファクト化活動を、ガス業界と協働して強く推進していきます。 |
<新目標達成時の事業効果> | ||
●CO2削減効果: | ・BL-bsガス給湯・暖房機100万台によるCO2削減 | →約256,000トン/年の削減 |
・植樹100万本によるCO2吸収 | →約 18,000トン/年の吸収 | |
・合計(ダブルの効果) | →約274,000トン/年の削減効果 | |
●森林面積換算: | 約91km2の森林を作るのと同じ効果 | |
【面積比較例】東京ドーム約2,000個/伊豆大島:91.06 km2 |
<植樹事業について> | ||
●スキーム: | ・ | BL-bsガス給湯・暖房機の普及台数に応じ、財団法人国際緑化推進センターが運営する熱帯林造成基金事業の森林造成事業に資金提供し、植樹、育成を行う。 |
・ | ベトナム政府による「500万ha植林計画」運動の一環と位置づけ | |
●植樹地域: | ベトナム国 タイグェン省 ドンハイ県「リンソン村」(首都ハノイの北約80km) | |
●現地体制: | ベトナム農業・地域開発省林業局及びタイグェン省森林支局をカウンターパートとし事業実施体制を組織。 | |
●樹 種: | アカシアマンギュウム(豆科の広葉樹) | |
●現 状: | ・ | かつての戦争により荒廃した国土がいまだ広く残るベトナムであるが、発展途上国でもあるため森林伐採が多く、焼き畑農業も実施されていて治水、干ばつ等の問題が多く発生している。 植樹の実施により、近隣の住民・首長からは、干ばつ防止、地球緑化に大変役立つ、労働創出になる、成木権利による将来資産の獲得に繋がり、それが新たな植樹活動として循環していくと喜ばれている。 |
<BL-bsガス給湯・暖房機について> | ||
ベターリビングは、安心・安全な優良住宅部品を「BL部品」として認定を行っています。このうち、これからの社会的要請への対応を先導するような特長も有する住宅部品を特に「BL-bs部品」(BL-bs:Better Living for better society)として認定しています。 BL-bsガス給湯・暖房機は、潜熱回収型のガス給湯・暖房機「エコジョーズ」、および家庭用ガスコージェネレーションシステム「エコウィル」をそれぞれ環境保全に寄与する特徴を持つ省エネBL-bs部品として認定しています。 |
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ブルー&グリーンプロジェクト実施体制
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プロジェクトによるCO2削減効果 ・BL-bsガス給湯・暖房機100万台の普及によるCO2削減効果:約256,000トン/年のCO2削減 + ・100万本の植樹によるCO2吸収量:約18,000 トン/年のCO2吸収 ↓↓↓ ●合計約274,000トン/年のCO2削減効果(森林面積換算:約91km2/年) |
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BL-bsガス給湯・暖房機 BL-bsガス給湯・暖房機は、BLガス給湯・暖房機のなかでも 特に「効率の高い」給湯・暖房設備です。 環境の保全という社会的要請に家庭内の省エネで応える住宅部品として認定したものです。 ●BL-bsガス給湯機(潜熱回収型)、暖・冷房システム/ガス熱源機(潜熱回収型) 「エコジョーズ」 ●家庭用ガスコージェネレーションシステム 「エコウィル」 |
▲UP |
ブルー&グリーンプロジェクト 新ロゴマーク クリーンなガスのブルーの炎と、グリーンで豊かな森林、両者が相乗して豊かな地球を 次世代に引き継ぐ環境保全活動を実施していくことを表しています。 |
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報道関係のお問い合わせ先 財団法人ベターリビング 普及推進部 担当:安澤(あんざわ) TEL:03-5211-0572 FAX:03-5211-0548 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-14-36 FUJIMI WEST 3階 |