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「インターネットアクセスの円滑化に向けた新築共同住宅情報化標準」策定を受けて |
(財)ベターリビングは、平成14年4月24日、住宅金融公庫本店のすまい・るホールにおいて、フォーラム『情報化時代の住まいと暮らし〜「インターネットアクセスの円滑化に向けた新築共同住宅情報化標準」策定を受けて〜』を開催いたしました。当日は、住宅関係や情報通信関係業界など幅広い分野から、220名余りの方々にお集まりいただき、大変盛況のうちに終了いたしました。 政府のe-Japan重点計画に基づき、3月15日に国土交通省より「インターネットアクセスの円滑化に向けた新築共同住宅情報化標準」が示されたことを受け、その内容等についての理解を深めるとともに、新しい住まいと暮らしを提案する生活産業の今後の動向や可能性、課題などについて、関連業界の各分野におけるそれぞれの分野の最新取り組み事例を紹介しながら、あるべき方向性を探りました。 |
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最初の基調講演では、住宅IT化標準策定調査委員会委員長/慶応義塾大学教授の松下温氏をお迎えし「住まいの情報化」と題して、テレコム文化とコンピュータ文化の衝突、住まいのネットワーク化の必然性や動向、電灯線搬送の動きなど、住宅情報化の動きについて、さまざまな視点からお話しいただきました。 |
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次に、国土交通省住宅局住宅生産課建築生産技術企画官の井上俊之氏により、「インターネットアクセスの円滑化に向けた新築共同住宅情報化標準」策定の背景となったインターネットマンションの実態やユーザーの意識、また同標準の目的、適用範囲、内容等を詳しく解説していただきました。 |
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「インターネットアクセスの円滑化に向けた新築共同住宅情報化標準」解説 国土交通省住宅局住宅生産課建築生産技術企画官 井上俊之氏 |
後半のパネルディスカションでは、コーディネーターに住宅IT化標準策定調査委員会副委員長/ものつくり大学教授の岩下繁昭氏、パネラーには、松下電器産業(株)の植木昌昭氏、(株)ファミリーネットジャパンの秋山豊氏、セコム(株)の安田稔氏のお三方をお迎えし、「情報化時代の住まいと暮らしを探る」と題して、各社の最新取り組み事例を紹介するとともに、生活産業の今後の動向や可能性、課題などについて多岐に渡る活発な議論がなされ、3時間余りにわたるフォーラムは閉会いたしました。 |
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