優良住宅部品ガイドブック
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優良住宅部品のスプリンクラー設備は、消防法による「特定施設水道連結型スプリンクラー設備」及び一般住宅、集会室等に 自主設置を行うものになります。(消防法施行令第12条第1項第12号のスプリンクラー設備及び特定共同住宅等における必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等に関する省令(平成25年総務省令第28号)の「共同住宅用スプリンクラー設備」ではありません。) ■特徴 優良住宅部品の「スプリンクラー設備」は、火災により生じる熱を感知し、自動的に水を放出することにより、火災を消火又は抑制する設備で、次のようなものがあります。 設置対象建物 ○戸建住宅、共同住宅(住戸部・共用部)、小規模医療・福祉施設 設備方式 ○警報音により、スプリンクラー設備が動作したことをお知らせします。【独】 (ブザー等の警報部から1m離れた場所において、音圧が70dB以上で1分間以上継続して警報音を発することを試験により確認しています。) ○設置する地域の水道水圧が、本設備で必要となる圧力よりも大きいことを確認してください。水圧が不足する場合にはポンプなどを設置してください。 凡例 【独】:BL独自の要求性能を具備しているもの 【確】:法令の要求性能を具備していることを確認しているもの 【超】:他の規格・基準や一般製品に比して上まわる性能を具備しているもの システム構成例(乾式) ○給水管直結タイプ 【スプリンクラー配管が給水管に直結しており、水道圧により送水する方式】 ○専用配管タイプ 【スプリンクラー配管が給水管に直結せず、ポンプ等の力により送水する方式】 ○湿式 【通常時、スプリンクラー配管内に水が充満しているもので、スプリンクラーヘッドが動作すると水を放出するもの】 ○乾式 【通常時、スプリンクラー配管内に水が充満していないもので、スプリンクラーヘッドが動作すると電動弁を開放し水を放出するもの】 ○予作動式 【火災感知器とスプリンクラーヘッドが火災によって両方作動した場合にスプリンクラーヘッドから水が放水されるもの】 スプリンクラーヘッド 警報ブザー スプリンクラー制御盤 電動弁ユニット スプリンクラー設備

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