優良住宅部品ガイドブック
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○光配線システム機器の自営PT盤、PD盤、光アウトレットは、当財団が制定した「集合住宅における自営光配 住棟内光配線設備システム構成例 ■特徴 「光配線システム機器」は、共同住宅においてインターネットなどの情報通信設備を住戸まで直接光ファイバで引き込み、高速大容量通信を光伝送で提供する「FTTH(Fiber To The Home)」方式の設備を自営配線設備として構成する際に使用できます。 優良住宅部品の「光配線システム機器」には次のようなものがあります。 設置対象建物 ○共同住宅(共用部、住戸部) 自営PT盤(光成端箱) 【棟内幹線ケーブルの起点となる配線盤。光コネクタによるパッチパネルを有し、事業者の種類 PD盤 (光接続箱) 【棟内幹線ケーブルと水平ケーブルを接続する配線盤。】 光アウトレット(TO) 【水平ケーブルを成端し、端末接続配線へのインターフェースを提供する接続機器。】 ○光配線システム機器間を流れるレーザー光が直接使用者の目に触れることのないよう対策が講じられています。【独】 (住戸内に施設される光アウトレットは、以下のようなレーザー光暴露防護機能を備えています。) ・自動開閉式遮光シャッタ ・利用者側コネクタの開口部が物理的にのぞけない構造 ・利用者側コネクタの開口部が利用者の視線と容易に対向しない方向となる構造 ○施工者に対して、自営PT盤、PD盤が不可視レーザー光使用設備であることの警告表示を見やすくなるよう対策が講じられています。【独】 凡例 【独】:BL独自の要求性能を具備しているもの 【確】:法令の要求性能を具備していることを確認しているもの 【超】:他の規格・基準や一般製品に比して上まわる性能を具備しているもの 光ファイバ幹線と相互接続する際の設備分界点となります。】 光配線システム機器

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