優良住宅部品ガイドブック
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■特徴 ○床暖房ユニットについては、床仕上げ材表面を適切に暖めることができることを表面温度分布試験により確認しています。【独】 ○床暖房ユニットについては、標準施工状態において、床暖房ユニットからの熱が居室に有効的に放熱されていることを放熱特性試験により確認しています。【独】 ○床暖房ユニットについては、荷重や衝撃等が加わった場合でも使用上支障のあるような変形、ひび割れ及び破損がないことを積載荷重試験、耐衝撃性能試験、局部圧縮性能試験などにより確認しています。【独】 ○浴室暖房乾燥機については、浴室内が適切に暖房されることを暖房性能試験により確認しています。【独】 ○浴室暖房乾燥機については、適切な時間内に衣類乾燥が行われることを乾燥試験により確認しています。【独】 ○ファンコンベクタについては、居室が適切に暖房されることを暖房能力試験等により確認しています。【独】 ○移動型のファンコンベクタについては、転倒させても異常がないことを移動形機器の安全性試験により確認しています。【独】 ○コンベクタ・ラジエータについては、居室が適切に暖房されることを放熱能力試験により確認しています。【独】 ○移動型のコンベクタ・ラジエータについては、転倒させても異常がないことを移動形機器の安全性試験により確認しています。【独】 ○ガス熱源機及び石油熱源機は、ガス給湯機及び石油給湯機と同様に給排気トップの開放空間への設置が必要です。また、高効率型(潜熱回収型)ガス熱源機は、ドレン水処理が必要です。 ○床暖房ユニットで、居室を十分に暖房するためには、床面積に対して一定割合以上の敷設率が必要となります。(施工説明書等に記載されている敷設率をご確認ください。) ○床暖房ユニットを敷設する場合、床仕上げ材は、床暖房用のものを使用してください。【独】 ○床暖房ユニットで、居室を適切に暖房するため、床下に使用する断熱材は、設置する地域の気候等にあったものを使用してください。 ○浴室暖房乾燥機の設置にあっては、給水配管やドレン水処理の工事等が必要な場合があります。【独】 ○良好な温熱環境の実現に資する性能を有する浴室暖房乾燥機は、浴室の良好温熱性能を確保するため、一定の条件下*1で浴室ユニットと浴室暖房乾燥機を組み合わせて試験を行い、浴室ユニット内の作用温度*2が所定の時間以内に目標となる温度に達成することを要求しており、併せてこれらを満たすための条件等について、適切に情報提供することを要件としています。【超】 凡例 【独】:BL独自の要求性能を具備しているもの 【確】:法令の要求性能を具備していることを確認しているもの 【超】:他の規格・基準や一般製品に比して上まわる性能を具備しているもの *1 一定の条件とは、本基準の付加基準 b)Ⅱ要求性能 1 住宅部品の性能等に係る要求事項 1.1機能の確保 1)浴室ユニットの良好温熱性能 で定める条件をいう。 *2 作用温度とは、人体に対する温熱環境の効果を評価する指標で、簡易的には、室温と床・壁・天井等の表面温度の平均で表すことが出来る温度をいう。

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