優良住宅部品ガイドブック
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■特徴 ○湯の使用時における火傷防止のため、以下のような対策が講じられています。【独】 ・浴室でのシャワー等使用時に、他で湯を使用しても湯温が変化しないよう浴室リモコンに湯温選択の優先機能が設けられています。 ・湯温選択の優先機能の解除後には、設定湯温が60℃以下になるようにしています。 ・湯温選択の際、使用者が意図しなければ60℃を超える湯温選択ができないようになっています。 ○施工、メンテナンスが容易であるように、以下のような対策が講じられています。【独】 ・機器の配管接続口径、配管接続位置(配列順)について共通化しています。 ○給湯加熱方式は瞬間式が主流となっており、設置スペースが小さくすることができます。 ○パイプシャフト設置タイプについては、設置形態に応じた排気バリエーションから選択することができます。(扉内設置、アルコーブ設置、排気延長型等) ○給湯機の給気及び排気トップは、新鮮な外気が取り入れられ、排気ガスの排気に支障が無い開放空間に設置される必要があります。設置上の注意については、一般財団法人日本ガス機器検査協会発行の「ガス機器の設置基準及び実施指針」最新版を参照してください。 ○潜熱回収型給湯機は、燃焼中にドレン水が発生するため、工事説明書に基づきドレン配管工事を行う必要があります。なお、一部の認定部品では、既設の追焚配管を利用して浴室にドレン水を排出するタイプのものがあります。またドレン排水の取扱いについては、国交省(H24.3.28通知)「潜熱回収型ガス給湯器等ドレン排水の取扱いについて」を参照してください。 凡例 【独】:BL独自の要求性能を具備しているもの 【確】:法令の要求性能を具備していることを確認しているもの 【超】:他の規格・基準や一般製品に比して上まわる性能を具備しているもの ブルー&グリーンプロジェクトについて【関連制度・関連事業】

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