優良住宅部品ガイドブック
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○ユニットは、躯体床面の不陸に対しユニットの水平を確保するために、アジャスターボルト等により±10mm 以上の調 ○改修対応小型浴室ユニットは、改修対応時の設計条件等により、限られたスペースの浴室に設置しなければならない ○良好温熱性能を有する浴室ユニットは、浴室ユニット全体もしくは一部に保温材(断熱材)を設置し、断熱・気密性を高めた浴室ユニットで、一定の条件下*3で良好温熱性能を有する浴室ユニット浴室ユニットをいい、以下の要件が定められています。【超】 ・良好温熱性能を有する浴室ユニットは、昭和55年省エネ基準(断熱等性能等級2)相当以上の断熱性能を満たす住 ・手すりの取付け部は、十分な強度を有するものとなっています。 (水平・鉛直荷重試験(590Nの水平・鉛直荷重)、散水試験を実施) <手すりの設置箇所> 等級 等級5 等級4及び等級3 浴槽出入りのための手すりを設置 整ができます。【独】 ○ユニットに適用する設置空間モジュール呼び寸法は、下表によっています。【独】 間口 1700 1800 1900 2000 2100 *1 浴室ユニットをいい、以下の要件が定められています。【超】 ・間口1400㎜以上、奥行1000㎜以上とし、高さの内法寸法は既存の浴室に応じた高さとすることとしています。 ・壁貫通風呂釜を設置する場合は、施工上の留意事項として設置方法を表示することとしています。 宅の浴室に適用することとしています。 ・浴室ユニットの良好温熱性能は、一定の条件下で浴室ユニットと浴室暖房乾燥機*4を組み合わせて試験を行い、浴室ユニット内の作用温度*5が15分以内に18℃以上となること、および床面の冷感を緩和する対策が講じられていることを要件としています。また、これらを満たすための条件や施工上の留意事項等について、適切に情報提供することを要件としています。 戸建住宅用の場合は、近似する寸法に読み替えることとしています。 *1:表に示す寸法の範囲は標準とし、上限は定めていません。 *2:換気扇等の設置寸法、建具の高さ、排水勾配等に支障のない寸法としています。 *3 一定の条件とは、本基準の付加基準 b)Ⅱ要求性能 1 住宅部品の性能等に係る要求事項 1.1機能の確保 1)浴室 ユニットの良好温熱性能 で定める条件をいいます。 *4 衣類乾燥能力は問わないこととしています。 *5 人体に対する温熱環境の効果を評価する指標で、簡易的には、室温と床・壁・天井等の表面温度の平均で表すことが出 来る温度をいいます。 浴室出入り、浴槽出入り、浴槽内での立ち座り、姿勢保持及び洗い場の立ち座りのための手すりを設置 奥行 1200 1300 1400 1500 1600 1700 1800 特に定めない*2 *1 手すりの設置箇所 高さ

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