優良住宅部品ガイドブック
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■特徴 優良住宅部品の「内装床ユニット」は、RC造等の住宅のスラブ上に設けられた住宅内部の床を構成するものであり、スラブ上に布設された配管等のためのスペースが確保された床ユニットで、次のようなものがあります。 設置対象建物 内装床ユニットの区分 内装床ユニットの構成 ○床ユニットが十分な強度を有するものであることを次の試験を行い確認しています。【独】 ・積載荷重試験(1,960N/㎡の等分布荷重を加える)で載荷時の最大変位が3mm以下であることを確認 ・局部集中荷重試験(980Nの局部集中荷重を加える)で載荷時の最大変位が3mm以下であることを確認 ○床ユニットが湿度の変化に対して十分な安定性を有するものであることを次の試験を行い確認しています。【独】 ・加湿繰返しによる変形試験(湿度、温度、時間など定められた環境下にユニットを置く)で、面外変形が測 定高さの1/200以下であることを確認 ○内装床ユニットの性能を確保するために、支持脚の配置ピッチ、床ユニットの割付等、認定企業から提供される施工要領に従い正しく施工してください。なお、床を先行して仕上げる場合は、間仕切壁等の設置位置をできるだけ床ユニットの支持脚近傍に配置してください。 凡例 【独】:BL独自の要求性能を具備しているもの 【確】:法令の要求性能を具備していることを確認しているもの 【超】:他の規格・基準や一般製品に比して上まわる性能を具備しているもの ○RC造等の住宅(共同住宅及び戸建住宅) ○乾式二重床 ○発泡プラスチック系下地床 ※現在の認定製品は乾式二重床のみです。 ○乾式二重床の必須構成部品は、支持脚とベースパネルで、この他、捨て張り材、仕上材、補強材等は選択構成部材としています。 ○発泡プラスチック系下地床の必須構成部品は発泡プラスチック系床下地材で、不陸調整材はセットフリー部品としています。 内装床ユニットの例(乾式二重床) 内装床ユニットの例(発泡プラスチック系下地床) 施工例(乾式二重床) 内装床ユニット

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