優良住宅部品ガイドブック
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構成工法開閉形式性能等級等 財団 一般 優良住宅部品の「改修用サッシ」は、RC造住宅の既存サッシの改修に使用するもので、次のようなものがあ ります。 設置対象建物 窓 サッシ 引抜き工法 カバー工法 カバーⅡ工法 持出し工法 ノンシール工法 引き形式 開き形式 固定形式 気密性 水密性 耐風圧性 BL-bs部品の特長 *1:「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(平成21年改訂) *2:「防犯建物部品」とは、官民合同会議の求める防犯性能(5分の侵入抵抗を持つ高い防犯性能)を有するものとして、同会議に登録された部品です。 「CPマーク」に優良住宅部品として備えるべき防犯性能以外の性能を総合的に有することを現す「BL-bsマーク」とを一体化したマークが表示されています。 ○既存RC造共同住宅、既存RC造戸建住宅 ○ガラスを構成部品とするもの ○ガラスを構成部品としないもの ○既存の建具又はサッシを躯体から撤去し、ホールインアンカーや補助材等を用い てサッシ又は窓を躯体に固定する工法をいう。 ○既存の障子部分だけを撤去し、既存枠の上に溶接又はねじにより補強材等を用いてサッシ又は窓を固定する工法 ○開閉形式が引き形式のもので、躯体との取合い部にタイト材を使用したシールを必要としないカバー工法(カバー工法に比べ狭まり寸法を少なくすることができます。) ○基本的にはカバー工法と同様で、サッシ又は窓枠を外部に持出して取付ける工法 ○カバー工法の一種で、サッシ又は窓と躯体にできる隙間をサッシ又は窓に予め取付けてあるタイト材で塞ぐことにより、シールを必要としない工法(浴室・便所等の小口開口部に取付くサッシ又は窓の改修に適しています。) ○引違い・片引き・引分け・上げ下げ ○内倒し・片開き・両開き・すべり出し・たてすべり出し・片開きドア ○固定(FIX) ○A-3、A-4(等級はJIS A4706による) ○W-4、W-5(等級はJIS A4706による) ○S-4、S-5、S-6、S-7(等級はJIS A4706による) ○優良な住宅ストックの形成・活用に寄与する特長 ○環境の保全に寄与する特長 窓及びサッシの内、熱貫流率U≦4.65(単位は、W/(㎡・K))以上のものが対象です。 ○高齢者・障害者を含む誰もが安心して生活できる社会の実現に寄与する特長 800㎜以上の有効開口を確保し、床との段差を外部20㎜以下・内部5㎜以下にして、車椅子の通行に考慮しているものが対象です。(品確法*1の等級5相当) ○防犯性の向上に寄与する特長 防犯建物部品が対象です。*2 改修前 防犯性の向上・ストック活用 侵入抵抗・高・既存枠継続利用 改修後 改修用サッシ

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