音響試験棟、床衝撃音試験施設を用いて、建材の遮音性能、床衝撃音遮断性能などの音響性能に関する各種試験、計測を行なっています。
性能評価・認定取得に係る各種音響試験
- 界壁の遮音構造性能評価試験
- 住宅品質確保促進法に基づく「住宅性能表示」の特別評価方法認定
- 新建築技術の評定試験
一般音響試験
- 遮音性能試験
壁、サッシ、ドア、換気口等の音響透過損失の測定
- 床衝撃音試験
- 音響パワーレベル測定、騒音試験
換気扇等の設備機器類の発生騒音測定
- 吸音率測定
各種建材の吸音率測定(残響室法)
- 現場騒音測定
建築物の現場における遮音、床衝撃音、騒音測定及び振動測定
- 受託調査・研究
試験料金表
- 試験料金はこちら
※只今、試験料金の改定中ですので、試験担当部にお問い合わせください
残響室の仕様
項目 |
仕様 |
残響室形状 |
各室不整形7面体のRC造3室型 |
第1残響室 |
233.2m2(表面積),250.6m3(容積) |
第2残響室 |
189.4m2(表面積),181.5m3(容積) |
第3残響室 |
202.7m2(表面積),200.6m3(容積) |
壁面開口部 |
W3.775×H3.175m |
床面開口部 |
W3.00×L4.00m ※ |
標準床スラブ |
PC板(厚さ150mm) |
試験体寸法 |
・W1580×H2430mm
・W2480×H2430mm
・W3775×H3175mm |
※残響室内の床面開口部を用いる界床の遮音性能試験・床衝撃音試験は
現在実施しておりません。
床衝撃音試験施設の概要
住宅品質確保促進法における住宅性能表示の音環境に係る特別評価方法認定では、ISO140-8に整合したJIS規格(A1440)に準拠した形で、特に定めた実験室での測定を行うこととなっています。本試験施設は、この規格に対応した測定が可能な施設として整備を致しております。
項目 |
仕様 |
構造 |
RC造2階建、一部鉄骨造 |
実験室 |
RC造の三室型実験室 |
スラブ厚 |
200mm及び150mm |
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その他の試験
当センターでは試験料金表に記載されている試験以外にも各種試験を実施しています。試験方法の策定や試験料金のお見積りを致しますので、お気軽にご相談下さい。