つくば建築試験研究センター
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光触媒を応用した表面仕上げ材の耐汚染性評価
−その1 光触媒を利用した塗装仕上げの評価
−その2 光触媒を利用したタイル仕上げの評価


犬飼達雄*1 本橋健司*2 今井誠弘*3

キーワード
汚れ 光触媒 屋外暴露 タイル 塗装

概要
本研究では汚れ防止を目的として開発された光触媒を利用した塗装、タイルおよび膜材料を対象とし、屋外暴露試験による性能評価を実施した。屋外暴露は汚れの激しい高速道路料金所アイランドならびに料金所管理棟屋上、建築研究所の3ヶ所で行った。汚れの評価は目視評価と色差測定により実施した。
約1年間の屋外暴露試験結果から、光触媒を利用した試験体においては、無処理の試験体と比較して汚れの程度が低く、光触媒による汚れ防止の効果が確認された。また、紫外線量の少ない北面暴露においても、南面暴露と同程度の耐汚染性が確認された。

*1 (財)ベターリビング筑波建築試験センター
*2 (独)建築研究所 材料グループ上席研究員・博士(工学)
*3 (独)建築研究所 交流研究員

日本建築学会大会学術講演梗概集(A-1),pp.63-66,2001年9月
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