つくば建築試験研究センター
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アルミニウム合金を用いた建築構造に関する研究
その53 アルミニウムはめ合いパネルの面内せん断試験


橋村徹*1 滝本哲四郎*2 藤本効*3 内山協一*4 木村衛*5 橋本篤秀*6

キーワード
アルミニウム、ハニカムコアパネル、接合部、曲げせん断

概要
本報告は、アルミニウム合金パネル面内せん断性能と架構との効率的な接合方法を検討した実験的検討結果を述べたものである。
  試験体は押出し成型したパネルを幅方向に接合したもので、パネル間あるいはパネルと架構の接合方法を実験変数とした。実験の結果、以下の知見を得た。
  1.はめ合と接着を併用した場合、耐力・剛性ともはめ合のみのものに比べ高い値が得られた。
  2.接合したパネルは完全には一体化しないが、並列した状態よりは耐力は高くなる。

*1 神戸製鋼所
*2 コベルコ科研
*3 (財)ベターリビング筑波建築試験センター
*4 内山デザイン事務所
*5 竹中工務店技術研究所
*6 千葉工業大学建築学科

日本建築学会大会学術講演梗概集(C-1),pp.497-498,2001年
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