つくば建築試験研究センター
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内装ドアの開閉繰り返しにともなう丁番取付部の強度低下

佐久間博文*1 岡部 実*2

キーワード
開閉繰返し、丁番取付部、戸先さがり、開閉始動力

概要
内装ドアは、「住宅の居室、便所等(浴室は除く)の屋内の出入口及び収納部に用いるドア」であり、開閉形式別に開き戸、引き戸、折戸がある。このうち開き戸については、多くが木製フラッシュ戸、あるいは木製框戸である。木製(内装用)開き戸に対する「優良住宅部品」の認定にあたり、曲げや面内変形等に関する基礎的な強度試験や接着部の強度性能を知るための試験等と並んで、長期の使用についての耐久性を確認するための「開閉繰り返し試験」が行われる。本報告では、この開閉繰り返し操作によるドアの性能低下の主たる要因について考察を加えた。

*1 (財)ベターリビング筑波建築試験センター 材料・部材性能試験室 技術主任・博士(農学)
*2 (財)ベターリビング筑波建築試験センター 材料・部材性能試験室 室長

第50回日本木材学会大会発表要旨集,2000年4月
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