つくば建築試験研究センター
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音響透過損失測定における側路伝搬問題の検討
-1/10縮尺模型による実験的検討-


高橋央*1 田中治*2 安岡正人*3

キーワード
音響透過損失、側路伝搬、パワーフロー

概要
国際整合化の要請により、日本工業規格(JIS)はISO規格に対応した形に移行が進んでいるが、建築分野においては各国における建築構造、生活様式の違いなどに関連して建築法規なども各国独自で規定される事が多く、整合化する際にいろいろな問題が生じている。JIS国際整合化の対象となっている規格の一つである「音響透過損失の測定方法」に着目し、1/10縮尺模型を用いて実空間をモデル化し、対応するISO規格との間にある不整合の原因を明確にする事に努めた。低周波数域でJIS模型とISO模型、および試験体設置条件毎の測定結果に差が見られた。

*1 (財)ベターリビング筑波建築試験センター
*2 東京理科大学工学部 助手・博士(工学)
*3 東京理科大学工学部 教授・工博

日本建築学会大会学術講演梗概集(D-1),pp.201-202,1999年9月
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