つくば建築試験研究センター
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複層ガラスの断熱性能に関する研究
  その2 スペーサー部の断熱性能に与える影響について


清水則夫*1

キーワード
複層ガラス、スペーサー、線熱貫流率、ガラス中央部熱貫流率、省エネルギー

概要
高断熱高気密住宅に使用される窓は、複層ガラスが使用されることが多い。窓の断熱性能はガラスの性能に大きく依存していること、複層ガラスの四周のスペーサー部が冷橋となり窓の断熱性能を悪くしていることを既報で報告した。ここでは、実験により複層ガラスの中央部の熱貫流率と四周の線熱貫流率を求めた。3+A12+3mm厚複層ガラスの中央部熱貫流率は2.88watt/m2K、線熱貫流率は0.044watt/mKであった。

*1 (財)ベターリビング筑波建築試験センター 環境性能試験室長

空気調和衛生工学会学術講演論文集,pp.1473-1476,1998年8月
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