| 時代とともにセンチュリー・ハウジング・システム |
CHS(センチュリー・ハウジング・システム)とは、長期間にわたって快適に住み続けられる住宅を提供するための設計・生産・維持管理にわたるトータルシステムの考え方です。 CHSは、建設省(現 国土交通省)の「住機能高度化推進プロジェクト」の一貫として開発されたもので、物理的(住宅のハード部分)にも、機能的(暮らしのソフト部分)にも耐久性の高い住宅を供給することにより、住いの資産価値を維持し、良質な住宅ストックの充実をめざしています。 物理的耐久性と機能的耐久性と2つの耐久性を満足させるCHSは、「いつまでも快適に暮らせる住まい」を実現するものです。 |
|
| いま求められる耐久性にすぐれた良質な住宅ストック |
住宅をとりまく環境は、高年齢化社会の到来にともない住宅への投資余力が減退し、さらに低成長時代では住宅の買替えメリットが期待できなくなることから、定住化が進んでいくと考えられています。 一方、耐震性などの安全性や住性能への関心が高まる中で、耐久性についても長期修繕計画や長期保証制度などの維持管理の重要性が注目されつつあります。さらに地球環境への配慮としての資源の有効利用という観点から、住宅についても考えなければならない時期に来ていると言えます。 CHSがめざす耐久性の高い住宅は、こうして社会の要請にこたえるものであり、これらの良質な住宅ストックは安定した社会を形成する社会基盤として、欠くべからざるものと言えるのです。 |
|
CHS住宅は耐久性と柔軟性を備えています。 CHS住宅は、耐久性の高い強固な建物を器として、必要に応じてさまざまな変化を受け入れながら、つねに快適で最良の居住性を実現しようとするものです。 |
変化に対応でき快適な住居性を保つ住まいです。 |
時代とともに快適な居住性に対する意識が変わってきており、近年は、住む人の個性が生かせる住空間づくりに関心が高まっています。 また、集合住宅の定住化が進むと、ライフサイクルの変化に対応できる間取りのフレキシビリティが求められるようになります。 時代のニーズはこれだけではありません。技術の進歩によって住宅設備の変化をとっても、より便利な機能が付加されたり、一新される場合も少なくありません。CHS住宅は、こうした個性化、多様化の要望に対応することができる機能的耐久性を高めた住宅です。 |
|
 |
将来にわたって丈夫で長持ちする安心の住まいです。 |
住まいはまず丈夫であることが大切です。そのために耐久性の高い材料などを使用し物理的な耐久性を高めます。しかしそれだけではいずれいたんで住宅の機能をそこねることになります。 住宅はたくさんの部品や材料から成り立っており、使用頻度や材質により傷み方も異なります。部品それぞれの耐久年数にあわせ、計画的に交換や修繕ができるようにし、機能を維持することで、住まい全体を長持ちさせることができます。 これは長期的に見れば住宅のトータルコストを低減させることになります。CHS住宅はいつまでも丈夫で安心して住める物理的耐久性にすぐれた住宅です。 |
|
 |
|
CHSルールは機能的耐久性と物理的耐久性の考え方を具体化したものです。 CHS住宅の主なルールーは以下のとおりです。 |
| 1.部屋の広さや間取りが変えられる(可変性のルール) |
住宅の居室ゾーンと水回りゾーンを区分し、居室ゾーンを自由度の高い空間にすることによって、住む人の好みやライフスタイルに合わせてプランニングしたり、高齢化などのライフスタイルにあわせて間取りが変更できるようなフレキシビリティをもたせています。 |
 |
|
| 2.住まいを傷めずに部品の交換ができる(接続のルール) |
住宅は耐用年数の異なるいろいろな部品や部材から構成されています。それらを耐用年数別にランク分けし、耐用年数の短い部品を交換する場合でも、壁・床や耐用年数の長い部品をいためずにリフォームしやすい工夫を採用し、取り付け方や接続パーツなどにも工夫しています。 |
 |
|
| 3.配管・配線スペースを独立させる(独立・分離のルール) |
配管・配線スペースは構造体に埋め込まず、独立した設備スペースを設けることによって、点検や部品交換が容易で、新しい設備機器も導入しやすくなります。また配管類はリフォームの妨げにならないような配置としたり、点検や交換が行いやすいよう配慮しています。 |
 |
|
| 4.耐久性の高い部材、構造体にする(耐久性ランク分けのルール) |
耐久性の条件として、基礎になる構造躯体や部材は、丈夫で耐久性に優れたまのでなければなりません。集合住宅ではコンクリートを厚くした仕上げ材で保護し、高い耐久性を実現します。戸建住宅では防湿・防腐・防蟻対策を講じるなどして、耐久性の向上をはかっています。 |
 |
|
| 5.計画的な維持管理のサポート体制を整える(保守・点検のルール) |
CHS住宅は、計画的な補修や部品の交換を行なうことにより、いつまでも快適な住宅を維持します。そのために長期修繕計画などの維持管理体制やメンテナンス工事の対応など必要な体制が整備されています。 |
 |
|
| 6.環境への配慮(環境問題へ配慮するルール) |
たとえば、省エネルギーのためにリサイクル、リユース可能な部品、材料を利用したり、室内空気環境のために空気汚染物質を抑制するなど、地球環境へ配慮しています。 |
|
|
CHS住宅は、耐久性に優れた良質な住宅のストックをはかり、居住水準の向上をめざすものですが、これを推進するため、さまざまな制度が設けられています。 |
CHS住宅は厳正な審査をへて認定 |
CHS住宅は、学識経験者等で構成される委員会において審査が行われ、認定された住宅は、耐久性が高い証として、認定証が(財)ベターリビングから交付されます。 |
|
CHS住宅の認定について |
| CHS認定制度は次の区分にしたがって認定されます。 |
戸建て 住 宅 |
個 別 供給型 |
特定の建設地に特定のプランで供給される戸建て住宅 |
システム 供給型 |
建設物が特定されず、プランや仕様がシステムとしてまとめられており、継続して供給される戸建て住宅 |
集 合 住 宅 |
個 別 供給型 |
特定の建設地に特定のプランで供給される集合住宅 |
システム 供給型 |
建設物が特定されず、プランや仕様がシステムとしてまとめられており、継続して供給される集合住宅 |
|