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ごあいさつ
一般財団法人ベターリビング
サステナブル居住研究センター
センター長 深尾 精一
 サステナブルな社会を構築することが急務であると言われています。我々をとりまく環境の急激な変化をみても、当然のことでしょう。住宅・建築の分野では、次のようなことが必要とされています。
 一つ目は地球環境・資源問題への対応です。省エネ技術の開発がその有力な手段です。この分野は研究がしっかりと進められていますが、私は、住み手が自然と効果的にエネルギーを使いたくなるようなデザインが、将来的には考えられなければならないと思っています。
 二つ目は、住宅のストックを重視するということです。超長期住宅に代表されるように、住宅の耐用年数を長くしようとする努力が進められています。そこで大切なのは、長持ちする躯体に対して、中身を住要求に合わせてどのように変えてゆくかということです。資源問題を考慮した、リユース・リサイクルができる部品の普及などがそのポイントでしょう。
 三つ目は、住宅生産のありかたを時間軸の流れの上で考えることです。日本の伝統的な住宅は、その生産組織が維持保全の組織と連携していました。その典型的な例は畳です。新築の時に畳屋が畳を設置し、その後は畳屋が工務店とは独立して、メンテナンスの役割を担っていました。長く使い続ける住宅は、顧客の満足度が持続する住宅でなくてはなりません。そのためにも、持続的な生産組織が重要なのです。時間が経っても古くならない住宅、時間が経つことを楽しめる住宅が、サステナブルな社会の住宅なのでしょう。
 このような観点から研究を進め、ベターリビングのサステナブル居住研究センターは、サステナブルな社会の実現に向けて貢献してまいります。


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サステナブル居住研究センター 研究企画部
TEL 03-5211-0585 FAX 03-5211-1056
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