どんどん増えていった物を、いかにして減らすか。
それが50代からの片付け、収納術です。

20代、30代、40代は、住まいに次々と物が増えていき、片付け、収納に苦労します。その生活を一生続けるよりも、50代からは物を減らして、スッキリ、シンプルに暮らしてみてはいかがでしょうか。そうすれば、片付けや収納にかかる時間も減少します。


片付ける方法、収納する方法を考える前に、まず
不要なもの、必要なものを整理してみましょう。

不用な物を減らす「断捨離」が話題になっているものの、物を減らせない人の方が多いのも事実です。いざ、捨てようと思っても、なかなか決心がつかないといったところでしょうか。そこで、いきなり物を捨てようと思わないで、まず、わが家にある物を書き出してみましょう。一覧表にすれば、わが家にどのくらいの物があって、どのくらい減らせば片付けや収納に苦労しないで済むかがわかります。


50代からの片付け・収納術

思い切って使わない物を処分する。

さて、実際に物を捨てようとすると、思い入れや思い出などもあって、決心がつきません。そこで、最初はこれから先も使いそうもない物から捨ててみてはいかがでしょうか。フリーマーケットやリサイクルショップに出せば、収入を得ることもできます。不思議なもので、いったん物を捨てるようになると、次々と捨てられるようになるといいます。ぜひ、試してみてください。

毎日使う物と、時々使う物を区分する。

使用頻度別に物を区分して、毎日使うものは近くに、あるいは手前に。時々使うものは少し離れた場所にするか、ひとまとめにする。長い間使わない遠くに、あるいは奥に収納するなど、使用頻度別に収納のルールを決めておけば、取り出しやすく、片付けやすくなります。

使う場所の近くに物を置く。

できるだけ使う場所の近くに物を置けば、取りに行ったり来たりする時間を節約できます。1回当りはわずかな時間であったとしても、積み重なれば大きな時間のロスになります。住まいを見わたして、適切な場所に、適切なモノが収納されているのかを、今一度チェックしてみましょう。

収納スペースを増やすことより、減らすことを考える。

これまでは、収納スペースが足りない足りないといって増やし続けてきた人がほとんどです。これからは、思い切って収納スペースを減らしてみたらいかがでしょうか。収納スペースが減れば、物を減らさなければならないといった発想が生まれます。そして、収納スペースが減れば、お掃除したり、物を管理する手間も少なくなります。

空いた部屋を有効に活用する。

お子様が独立して空いた部屋がある場合は、一部屋まるごとウォーキングクローゼットのようにしたり、普段使わないものを保管するトランクルームのようにしたりすることもできます。部屋が空いているからといって、一時保管場所のようにして次々と物を収納していくと、単なる物置場になってしまいます。空き部屋は、目的を定めて有効に活用しましょう。