■住宅部品のトレーサビリティ管理システム シンポジウムの開催報告

財団法人ベターリビング 新事業企画推進部

1 開催概要

 平成19年2月21日(水)、メルパルクホールにおいて、住宅部品のトレーサビリティ管理システムシンポジウムが開催され、850名を超える来場を得た。


 開会に当たり、当財団那珂理事長より挨拶が行われた。「住宅に係る事故が多発し、国の重要な資産である住宅を安全なものにしていくためにも、このシステムを広めていきたい。」と挨拶が行われた。

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2 基調講演

 東京大学大学院情報学環 坂村健教授より、トレーサビリティ管理システムが拓くユビキタス社会と題して基調講演が行われた。
 ユビキタスコンピューティングにより物と情報が一体に管理しやすくなり、建築トレーサビリティが現実的になること。個品の識別を行うためにucodeが有効であること等について、わかりやすく講演いただいた。

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3 システム説明

 当財団新事業推進部(現:新事業企画推進部)米澤部長より、住宅部品のトレーサビリティ管理システムにでは、現場において個品のデータを読込み、正確な施工情報としてBLサーバーへ登録していただくことがとても重要であることをビデオも交え説明された。

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4 パネルディスカッション

 野城智也教授をコーディネーターに向かえ、パネリストに坂村 健先生、村山邦彦 独立行政法人都市再生機構理事、伊藤明子 国土交通省住宅局住宅生産課 建築生産技術企画官、当財団那珂理事長の5名でパネルディスカッションが行われた。
 トレーサビリティ管理システムの重要性や有用性、制度のあり方を明確にしていただくなど、活発な議論をいただいた。

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野城教授
坂村教授
村山技術管理・調査研究担当理事
伊藤建築生産技術企画官
那珂理事長


住宅部品のトレーサビリティ管理システム シンポジウム 次第

日 程 平成19年2月21日(水)
場 所 メルパルクホール
13:00
開  場
13:30
開  会  那珂 正 財団法人ベターリビング理事長
13:35
基調講演 坂村 健 東京大学大学院情報学環教授
(演題:トレーサビリティ管理システムが拓くユビキタス社会)
14:05
基調講演 野城智也 東京大学生産技術研究所教授
(演題:すまいの安心・安全は情報から)
14:35
システム説明 「住宅部品のトレーサビリティ管理システムについて」
14:45
休  憩
15:00
パネルディスカッション


コーディネーター 野城智也


パネリスト 坂村 健 東京大学大学院情報学環教授



村山邦彦 独立行政法人都市再生機構理事



伊藤明子 国土交通省住宅局住宅生産課
建築生産技術企画官



那珂 正 財団法人ベターリビング理事長
16:30
閉  会  村上純一 財団法人ベターリビング専務理事
主 催
財団法人ベターリビング
後 援
国土交通省、東京都、独立行政法人都市再生機構、
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所、社団法人住宅生産団体連合会、
社団法人建築業協会、社団法人建築・設備維持保全推進協議会、
社団法人プレハブ建築協会、社団法人新都市ハウジング協会、
社団法人リビングアメニティ協会、社団法人日本ガス協会、
社団法人日本ガス石油機器工業会、ウィズガスクラブ、キッチン・バス工業会